【山梨観光】snow monkeyで話題の温泉猿に会える地獄谷野猿公苑へ【有中文版】

日本観光(有中文版)

こんにちわ、なっちゃんです!

4月も中旬になり、そろそろ雪が降る日も少なくなり、というより気温が上がったり下がったり、なんだか変な天気が続いていますね。

寒くなると、やっぱり行きたいところは温泉。それは、人間でも猿でも同じ?なんですよね。

さて、今日は、外国人観光客にも人気が高い、野生の猿が集まる温泉について、紹介していこうと思います。

地獄谷野猿公苑って?

長野県北部の上信越高原国立公園内に位置する『地獄谷野猿公苑』。

猿たちが集まる温泉の横には、横湯川という川が上信越高原国立公園内を南西に向かって流れています。

この川は、志賀高原エリアの山々、特に渋峠付近や笠ヶ岳など、標高2000mクラスの山地からの湧き水や雪解け水が集まって、横湯川の流れとなっていきます。

ここでは、温泉に集まる野生のニホンザルを、自然の状態で、さらに間近に見ることができます。

地獄谷野猿公苑までの道のり

地獄谷野猿公苑までの道のりは、駐車場から徒歩で約40分。かなり長いものとなっています。

駐車場はお手洗いがあるこのあたり。

散策はここからスタートします。

この先は、野猿公苑に到着するまでお手洗いがないので、こちらで先に済ませておくと良いでしょう。

駐車場からのぼっていくとすぐ右側に、ちょっとしたカフェがあります。猿座カフェ&ラーメン猿座というお店で、イートインでの食事や、テイクアウトだとコーヒーなども楽しめる場所です。自家製のアップルパイも人気です!

カフェから約10分。やっと入り口に到着です。ここから1.6km、約25分で野猿公苑の入り口に到着します。左手側にあるのはお土産屋さんです。

始めは坂道が続きますが、前日や当日の天候によってはかなりのぬかるみ道になります。ここは雪深い地域なので、雪が降ると、この道も真っ白に雪が積もります。

つるっと滑ると危険なので、できるだけ崖じゃない方側を歩いて行きましょう。この日は前日の雨と当日の雪、雪解け水で、かなりのぬかるみ道になっていました。

こんな看板を見ながら、まだかまだかと、山道を進んでいきます。天気が悪いとぬかるみ道が続くので、整備された道かというと、なんとも言えませんが、野猿公苑までは1本道なので、迷うことはありません。

途中、水路があったり、休憩所もあります。

この橋が見えてきたらもうすぐです。この橋は渡らずに、さらに道なりに進んで、この写真の真ん中あたり。

この辺りまで来ると、川の岸辺あたりや山の方で、猿が追いかけっこをしていたり、じゃれたりするのが見られます。

ついに入り口に到着

この階段を登って行きます。

ここから先は入場料がかかります。

大人:¥800、子供(小学生〜高校生):¥400

定休日はありませんが、開苑時間が4月〜10月頃が8:30〜17:00、11月〜3月頃が9:00〜16:00でいずれも閉苑30分前までに入場しないといけないので、注意が必要です。

こちらは注意事項です。

・猿に触ったり、手を出さない・猿から1m以上離れる・食べ物を見せたり与えない・自撮り棒を使わない

入り口を入ったらもう少し。橋を渡って、猿がいる温泉に向かいます。

そして、入ったあたりから、温泉の硫黄臭と、猿のう◯こ臭がすごい…!

そしてやっと見れたものの、温泉に入らずに、縁の岩の上で、赤ちゃんをぎゅーっと抱っこしながら震えている猿ばかり…。

どうやら温泉に入って毛が濡れると、それが乾くまでが寒いみたいで、なかなか温泉には入らない様子。

ここに来たものの、猿はここで飼育されているものではなく、自然に集まってくるので、猿が1匹もいない可能性もあるのだとか。

それについては、地獄谷野猿公苑のFacebookや、LIVE動画で見ることができるので、そちらをチェックしてみてください!

地獄谷野猿公苑|ようこそ、ニホンザルの世界へ
地獄谷野猿公苑は、1964年開苑以来、ニホンザルの興味深い生態を間近で観察できる場所として、温泉に入るサルとして、広く世界中の人々に愛されています。また、多くの研究者や写真家も訪れ、数々の成果を上げています。

運が良ければ、ニホンカモシカにも出会えるかも。

帰りがけにやっと1匹!温泉に入ってくれました!この時間になって、かなり雪も強まってきて、まさにsnow monkey!

入場券を買った建物に入ると出口と繋がっていて、中には小さいお土産屋さんとお手洗いがあります。

なぜ地獄谷と呼ばれている?

地獄谷という名前は、地形や自然現象が理由とされています。

地獄谷野猿公苑がある長野県・志賀高原エリアは、火山地帯の一部で、地中からは硫黄のにおいを含んだ蒸気や熱湯が絶えず噴き出しています。

それがまるで「地獄の釜」のように見えたことから「地獄谷」と呼ばれるようになったと言われています。

湯気がもくもくと立ち上る様子は、まさに昔の人が「地獄のようだ」と感じたのも納得の光景。

また、地獄谷周辺は切り立った崖や岩場、急峻な谷間が多い地域で、冬は積雪が2〜3メートルにもなることがあり、気温はマイナス10℃以下にもなる厳しい環境です。

こうした人を寄せつけないような過酷さも、名前に影響を与えたと考えられています。

国内外から人気を集める観光地

私がこちらを訪れたのは、雪がまだ舞う3月下旬。こんな時期なのに、かなりの外国人観光客で賑わっていました。

1964年の開苑以来、ニホンザルが雪の中で温泉に入って暖まる姿は、まさに日本ならではの風景といわれ、野生動物が自然に温泉に入る行動は非常に珍しく、「Snow Monkeys(雪ザル)」として、海外の自然愛好家や学者の注目を集めています。

1970年代以降、アメリカの有名誌「ライフ」に、温泉に入る猿の姿が「snow monkey」として掲載され、それ以降世界的にも注目を集めることになりました。

2000年代以降、観光客が撮影したかわいらしいサルの写真がSNSで一気に拡散され、InstagramやYouTubeなどで「Snow Monkey in Hot Spring」の投稿が人気となり、観光地としての認知度が爆発的にあがりました。

アクセス方法について

長野駅からのアクセスは、長野駅から長野電鉄特急で湯田中駅へ。そこからバスに乗り換えて、地獄谷野猿公苑に一番近いバス停は、志賀高原ロマン美術館にある「スノーモンキーパークバス停」です。

自家用車で行く場合は、地獄谷野猿公苑専用駐車場があるので、お手洗いもあるので、そちらを利用すると良いかと思います。

詳しくは、地獄谷野猿公苑公式HP内「交通のご案内」をご覧ください。

交通のご案内|地獄谷野猿公苑|ようこそ、ニホンザルの世界へ
交通のご案内。地獄谷野猿公苑は、1964年開苑以来、ニホンザルの興味深い生態を間近で観察できる場所として、温泉に入るサルとして、広く世界中の人々に愛されています。また、多くの研究者や写真家も訪れ、数々の成果を上げています。

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